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梅雨はどのエネルギーが乱れやすい?
雨がしとしと、ザァザァと降って気圧が変わりやすく、大気の動きが多い梅雨は動性のヴァータが乱れやすい。このエネルギーは主に神経系を司っているので自律神経系のリズムを崩す人が増えてきます。
中には湿気に弱い、カパが増大してやる気が起きなくなったり鬱っぽくなったりする人も。
命あるものは、自然のものにとても影響を受けるのでお天気ひとつで身体も精神も日々変わるのです。
アーユルヴェーダの知恵で自然と調和していかに恩恵を受けられる生活をするか、美と健康の観点でも重要となってきます。
ヴァータが乱れるとどんな不調が起こる?
特に体力に自信があるわけではないヴァータ体質。疲れは取れず、でも絶えず悩み事や心配事で脳内はグルグル考えてばかり。身体だけでなく精神も疲れてしまいがち。寝つきも悪く、どんどん不調が悪化してしまいます。
疲れたヴァータさんは消化力も急激に落ちてしまったりするので、本来は体力をつける為に食べてほしいのに、食欲が落ちて食べられないという、魔のスパイラルに入り込む最悪な状態に…。
季節で変わるアーユルヴェーダの過ごし方
アーユルヴェーダでは体質によっても様々な整え方があるし、季節や時間にもドーシャが関係します。
ドーシャとは? ←コチラを参照
雨が多く日照時間が少なくなる梅雨の時期は、疲れやすいのでヴァータさんは休むこと。あまり動かず、意識をしてでもノンビリとして白湯を飲む。その時にスマホを見ないように!脳も休ませて。太陽が出たら、ぜひ陽に当たってリフレッシュしてください。
意外と湿気によって冷えるので、食事は生ものを控えて野菜は温野菜にしましょう。
特に冷えには気をつけて!冷えは厳禁!夏前だってストールなどを忘れずに。
アグニ(消化力) を整えよう
まずは基本となる、未消化物を残さない事が重要です。アーユルヴェーダでは消化を促す働きをアグニ(消化の火)と呼んでいます。
殆どの不調の原因は、食べたものが消化せず体内で腐り留まってしまう事です。いわゆる宿便もですね。
健康も美も、未消化物によって阻害されてしまうのです。だから、アグニを整える療養食のキッチャリー(お粥)などを定期的に食べて臓器を労わる事が大切になります。
体質や季節によっては断食をするのも良いでしょう。ただ断食をする際は知識のある医者、セラピストなど体質学のプロに相談することをお勧めします。間違った方法の断食や、必要のない人が行うと不調が悪化することもあるので注意してくださいね。
当サロンでは細かくカウンセリングを行い、お客様によりアドバイスをしています。
不調の正し方は人それぞれなのです。
まとめ
いかがでしたか?
生活していれば、誰もが疲れたりストレスが溜まったりします。食事だって、仙人のような生活をしない限りはどうしたって食品添加物など、取り入れてしまいます。外食など、お付き合いもありますしね。
でも自分でセルフデトックスを生活で取り入れられたらどうでしょうか?
当然、カラダは正直なので変わってくれます!
体質改善は、ゆっくり少しずつでも大丈夫!日々の積み重ねです。
季節を問わず、いつでも健やかに過ごせたら素晴らしい事です。まずはご自身の胃の調子にきちんと意識を向けてみる事です!
自分の状態を知る。
重要な第一歩ですね!