アーユルヴェーダ理論の体質別の食事法。なんだか難しそう?
いいえ! 基本さえ理解出来たら日々の不調を整えることが出来ます!
目次
みんな持っている、3つのエネルギー
生きるための生理機能を動かすエネルギー、ヴァータ・ピッタ・カパ、と3種類があり生命活動を支えています。これらエネルギーのことをドーシャといい、3つ合わせてトリドーシャと呼びます。
どのドーシャが優勢かにより本来の体質や不調を治すためのアプローチの方法が分かってきます。また、不調の症状によってどのドーシャが崩れているかも分かります。
あなたの体質は?簡単ドーシャチェックはこちら
あなたのタイプはどれでしたか?それでは、体質別に自分に合う食事を考えてみましょう!
アーユルヴェーダでは6種類の味がある
甘味・塩味・酸味・辛味・苦味・渋味
味によって特定のドーシャを上げたり下げたりする役割があります。
ヴァータ | ピッタ | カファ | |
甘味 | 下↓ | 下↓ | ↑上 |
塩味 | 下↓ | ↑上 | ↑上 |
酸味 | 下↓ | ↑上 | ↑上 |
辛味 | ↑上 | ↑上 | 下↓ |
苦味 | ↑上 | 下↓ | 下↓ |
渋味 | ↑上 | 下↓ | 下↓ |
不調を整える時は、上がってしまったドーシャは下げるようにします。(どのドーシャが上がってしまったかは症状から診断)
例えば・・
- ヴァータがバランスを崩し、冷え性や乾燥肌などが悪化した時は甘味、塩味、酸味を積極的に選ぶといい。
- ピッタがバランスを崩すと下痢気味だったりイライラしたり。その場合は甘味、苦味、渋味がピッタを鎮静してくれます。
- カファがバランスを崩し、寝ても寝ても眠いなど、身体が重く感じるといった症状が出た時は辛味、苦味、渋味が適度に刺激を与えてくれるでしょう。
注意してほしいのが、基本は一度の食事で6味をバランスよく摂る事が大事です。何を控えめにするのか、積極的に摂り入れるべきはどれか。のバランスが重要!
今回は味の解説でしたが、質もあわせて決まります。質についてはこちら
体質改善食事法の知識は一生モノ!
いかがでしたか?確かに始めは難しく感じるかもしれませんが、理解してしまえば家族にも使えるアーユルヴェーダの体質論!ただ、始めは間違える事もあるし、ほんの少しの解説を読んだだけでは実践したいけど不安ですよね。当サロンでは、体質別食事法のオンラインクラスを定期的に行います。ご興味のある方は公式ラインからお問合せくださいね!